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セミナーに参加しました

  • 院長 山本
  • 2017年2月16日
  • 読了時間: 2分

本日の診療終了後、前橋の群馬夜間救急動物病院にて開催されたレクチャーシリーズ in 群馬に参加しました。シリーズ2回目でテーマは「画像診断学」、講師は獣医界では神様とも呼ばれる織間博光先生です。

 織間先生のお話は何度も聴講したことがあるのですが、いつも重要なポイントをわかりやすく教えていただけるので、今回も大変勉強になりました。

 今回は胸部のレントゲン読影についての内容でしたが、日々慌ただしく読影している中で陥りがちな「読影時の落とし穴」について興味深く聞かせていただきました。

 レントゲン写真を撮影し、その写真をみて診断することを「読影」と呼びますが、読影とは、呼んで字のごとく「影を読む」ということです。

 レントゲン検査は、X線が物質によって透過率が異なることを利用したもので、X線が透過しにくい場所(骨などの固い部位や、水分を多く含む部位)は影が強く(白く)写り、透過しやすい場所(空気が多い肺など)は影が弱く(黒く)写ります。その影の濃さの違いを見て、正常なのか異常なのか、どのような異常なのか、どのような病気が考えられるのか、を診断することが「読影」です。

 白と黒の微妙な濃さの違いで判断する検査ですから、体のちょっとした向きの違いでまったく異なる影が出来てしまうこともあります。丁寧にきれいな写真を撮影しなければ正しい診断は出来ません。まずは、撮影が大変重要となります。

 そして、どのような状況で影が濃くなるのか、薄くなるのか、という特徴をしっかりと頭に入れておくことが、適切にレントゲン写真を読んで診断することにつながります。

 早速、セミナーで学んだことを日々の診療に役立てていきたいと思います。

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